MCPサーバーについて
kibela-mcp-serverについての説明です。
MCPとは
Model Context Protocol (MCP) は、Anthropic社が策定したLLMとソフトウェアツールとのやりとりに関するプロトコルです。
提供される機能
kibela-mcp-serverでは、以下のカテゴリに分けられた17種類のツールを提供しています:
ノート操作
- 記事の検索(`search_kibela_note`)
- IDや URL/パスからの記事取得(`get_kibela_note_by_relay_id`, `get_kibela_note_from_path_or_url`)
- フォルダ内の記事取得(`get_kibela_notes`)
- 記事の作成(`create_kibela_note`)
- 記事内容の更新(`update_kibela_note_content`)
フォルダ操作
- フォルダの検索(`search_kibela_folder`)
- IDや URL/パスからのフォルダ取得(`get_kibela_folder_by_relay_id`, `get_kibela_folder_from_path_or_url`)
- フォルダリストの取得(`get_kibela_folders`)
- フォルダの作成(`create_kibela_folder`)
- 記事のフォルダ間移動(`move_kibela_note_to_another_folder`)
- フォルダへの記事の関連付け(`attach_kibela_note_to_folder`)
コメント操作
- 記事へのコメント作成(`create_kibela_comment`)
- コメントへの返信作成(`create_kibela_comment_reply`)
その他の操作
- グループリストの取得(`get_kibela_groups`)
- フィードセクションリストの取得(`get_kibela_feed_sections`)
プロンプト
以下の4つのプロンプトもご利用いただけます:
- レビュープロンプト - 指定された記事をレビュー
- 検索プロンプト - 関連情報を検索
- 関連記事プロンプト - 関連する記事を探索
- コメント反映プロンプト - コメントを記事に反映
活用シーン
Kibela の MCP サーバーを利用することによって、Claude Desktop やVSCodeなどのアプリケーション上で、フォルダの整理やコメントを記事に反映するといった複雑なワークフローを簡単に実現することができたり、他のツールとの統合を設定なしで行うことができます。
- Kibelaの情報について質問する
- フォルダや記事の効率的な整理
- AIを活用した記事作成や添削のサポート
セットアップ方法
Dockerを使用したセットアップが推奨されています。Claude Desktop などのクライアントの設定ファイルに以下のように設定します:
{
"mcpServers": {
"kibela": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"-e",
"KIBELA_ORIGIN",
"-e",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"
],
"env": {
"KIBELA_ORIGIN": "https://your-subdomain.kibe.la",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN": "***"
}
}
}
}
詳細なセットアップ方法については GitHub リポジトリ の README をご覧ください。